『NewsPicks』で『エネルギーをめぐる旅』の記事を構成

実績(Web/雑誌)

こんにちは、オフィス解体新書の杉山です。『NewsPicks』で、エネルギー問題に関する記事の構成を担当しました。

取材させていただいたのは、『エネルギーをめぐる旅』著者のJX石油開発・技術管理部長の古舘恒介氏です。

前編)【新】人類史は「5つのエネルギー革命」で理解できる

【新】人類史は「5つのエネルギー革命」で理解できる
「脱炭素」の掛け声のもと、各国がエネルギー源の転換を余儀なくされている昨今。そもそも人類はどのようにしてエネルギーを発見し、文明を発展させてきたのか。そうした疑問に、科学はもちろん、歴史学や社会...

後編)【視点】エネルギー問題の鬼門・21世紀をどう乗り切るか

【視点】エネルギー問題の鬼門・21世紀をどう乗り切るか
急速に進む気候変動問題を解決するためには、温室効果ガスの排出量削減が急務。世界各国で再生可能エネルギーの活用が進められているが、「再生可能エネルギーを使ったからといって、パラダイスが起こるわけで...


エネルギーというと、動力や熱源を得るようなイメージを持っていましたが、今回の古舘さんへの取材で、「そうか、それもエネルギーの一形態なんだな」と新たな視点が切り拓かれた思いでした。
ハーバー・ボッシュ法が発明されていなければ、自分はこの世にいなかったのかもしれません。

後編のインタビューでは、自然界のある法則をもとに、エネルギー問題の根っこにある重要な視点を解説していただきました。

インタビュー記事では言及されていませんが、
『エネルギーをめぐる旅』では、他にも

・製鉄技術の普及が森林破壊を世界に広げた
・なぜトウモロコシは穀物の覇者となったのか?
・アリストテレスのデュナミストとエネルゲイア
・マクスウェル(電磁気力)からアインシュタイン(原子力)へ
・世界中に残るゾロアスター教の偉大なる足跡
・エネルギー問題と経済学の相性

など、多様な角度から「エネルギーとは何か」を明らかにする試みがなされています。
エネルギー問題を大きく俯瞰する上で、実に示唆に富んだ一冊でした。
これからも手元に置いておき、読み返したい良書でした。

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