こんにちは、オフィス解体新書・ライターの杉山です。
最近、ブログ更新をサボりがちでしたが、一応、あれこれ活動しています。
ちょっと古い話ですが、
全国信用金庫協会の「しんきん経営情報」2019年5月号で、
元気な企業にスポットを当てる「トップインタビュー」を執筆しました。
5月号で取り上げたのは、群馬県高崎市の「群協製作所」さん。
http://gunkyo.co.jp/
従業員数は50人程度の部品メーカーですが、
売上は順調に伸びていて、ここ5年間で60%増。
それでいて、全社員の残業時間は年間平均で7時間しかなく、有給休暇もバンバンとれるとか。
売り手市場のなか、新卒学生も確保していて、今年は6人入社したそうです。
好調の理由はいろいろありましたが、
最も「これは!」と思ったのは
「業務知識を持たない女性スタッフが営業する仕組みを構築したから」でした。
カタログとサンプルを社長と専務が全国行脚で配り、ある程度、受注を獲得すると、
そのお客様を女性スタッフが定期的に電話サポート。
お客様と雑談をすることで、人間関係を築き上げ、
困りごとを吸い上げることで、新規事業につなげるーー。
こんな好循環をつくれているそうです。
オフィスはパッと見、地味で堅実な雰囲気でしたが、
よく見ると、「社員が相談しやすいように」と、社長のデスクがオフィスのど真ん中にあって、しかもスタンディングデスク。
さまざまな示唆に富んだ、実にイケている会社でした。
ちなみに、本誌の情報はこちらです。
http://www.shinkin.org/publication/management/index.html